日本自律訓練学会第45回大会を2022年10月7日(金)~ 9日(日)に開催させていただくことになりました。現在もCOVID‐19が予断を許さない状況でございますため、会場をAP浜松町でおこないつつ、基本的にはハイブリッド形式での開催方法を考えております。
感染状況に応じて変更の可能性もございますことをご了承ください。さて、今回は大会テーマを「自律訓練法の実践法を探求する」とさせていただきました。自律訓練法は私が所属する心身医学の世界では本流の治療法であり、心身医学的治療の3本柱の一つになっております。
一方、時代の流れとともに、認知行動療法やマインドフルネスなどの治療が大きな波として、心身症の治療の在り方を変えようとしています。我々の診療科では以前からリラクセーション外来を開設し、慢性頭痛、書痙、斜頸などの非薬物療法として治療を進めてきました。
リラクセーション外来における自律訓練法は、バイオフィードバックとともに重要なツールとなっています。今大会では、自律訓練法の技法を見つめなおし、バイオフィードバックの観点から、マインドフルネスの観点からなど様々な視点を織り交ぜて、ポストコロナにつながるような自律訓練法の治療技法を討論し、深めていけるような大会にしたいと考えております。
日本自律訓練学会第45回大会
大会長 端詰 勝敬
(東邦大学医学部心身医学講座)