ご挨拶

このたび、日本自律訓練学会第36回大会を開催させていただくことになりました。
自律訓練法は、教育、スポーツや産業の現場のほか、心理療法や医療の一環として導入されることも少なくありません。私たちも心身医療や精神医療において自律訓練法を用いますが、そのとき、治療技法としてのエビデンス(根拠)はどうなのか、またどのように説明されて(語られて)治療に導入されるのがより効果的なのか、などの点に注目しています。
本大会では、このような論点を皆さまと一緒に検討したいと考え、テーマを『治療としての自律訓練法〜ナラティブとエビデンス』にいたしました。また、会長講演、シンポジウム、パネルディスカッションも、そのテーマに合わせました。
それでは、皆さまのご期待に添えるように誠心誠意準備をいたします。この横浜の地にて、皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

日本自律訓練学会 第36回大会 会長 江花 昭一(神奈川大学保健管理センター長)